学会・研究成果発表の動画制作の事例と活用方法
学会・研究成果発表
セミナーや学会の様子をテキストでレポートするのではなく、映像を配信するケースが増えています。
動画を制作することで、登壇者の文字起こしの手間を省くだけでなく、参加者に的確な情報を共有することが可能になります。
学会・研究成果発表の動画制作事例を紹介
東京大学大学院理学系研究科・理学部
研究成果解説動画
プレゼンをより見やすくするために、画面上に学会で使用したスライドをうまく配置しています。動画冒頭部分にフォーマット動画を当てはめることで、ホームページやSNSページの統一感も図れるようブランディングも配慮した研究報告動画です。
大学院統合生命科学研究科
研究成果発表動画
難しい情報を分かりやすく伝えるために、CGアニメーションをうまく取り入れながら分かりやすく紹介しています。インタビューパートでは、インフォグラフィックテイストのデザインを取り入れています。視聴者に寄り添った解説を意識した学会紹介ムービーです。
生物系特定産業技術研究支援センター
研究成果紹介動画
学会のテーマに合うスタイリッシュなテロップを積極的に取り入れ、動画の世界観をうまく表現しています。難解な研究内容を分かりやすく紹介するために、グラフ、アニメーション、画像を組み合わせ、話している内容が理解できるように工夫された研究成果報告動画です。
学会・研究成果発表に動画を活用するメリット
学会の様子を的確に伝えることが可能
テロップやグラフなどを捕捉することで映像が理解できる
一般人への理解度を深めることが期待できる
学会・研究成果発表動画の活用場面・発信方法
学会の様子をダイジェストで紹介
一般参加者に向けて動画を投稿
ライブ配信を活用し学会の議論の活発化を図る
学会当日の様子をダイジェスト映像で共有し、会場の様子をレポートします。従来の記事であれば、レポート内容の書き起こしが必要でしたが、映像を使用することで書き起こす手間を省き、正確な情報を伝えることが期待できます。
一般参加者に向けて、学会で使用した研究資料をまとめて分かりやすく情報を発信します。
知識のない一般参加者に正しい情報をわかりやすく伝えるため、動画では数値や登壇者の話していた情報を分かりやすくまとめ解説します。
ライブ配信を活用し、学会の議論の活発化を図ります。ライブ映像を、さまざまな場所に中継することで、出席出来なかった専門家と議論をおこなうことができます。
学会・研究成果発表の動画制作におすすめの動画表現
学会様子をダイジェスト映像にまとめる
学会の様子を報告するために、当日の様子をダイジェスト映像にまとめて紹介します。ダイジェスト映像では、登壇者の表情や、会場の様子を紹介し、欠席者に当日どのような会であったのかを分かりやすく解説します。
一般参加者向けの学会を開催予定であれば、過去の映像を用いて集客用動画として活用することも可能です。
紙資料をサブ画面に出し分かりやすく紹介
登壇者が話している情報を分かりやすくするために、プレゼンテーション用映像を用いながら情報を紹介します。
プレゼンテーション用の資料を映像に出力することで、視聴者は登壇者が何を解説しているのかを理解しながら映像を見ることが可能です。
インフォグラフィック動画を活用し仕組みを解説
研究結果をインフォグラフィック動画で紹介することで、参加者に視覚的にイメージを伝えることが可能です。
報告のイントロダクションで動画を展開することで、研究報告で何を伝えたいのか冒頭から参加者の興味・関心を惹きつけ報告を進行していくことができます。
3DCGを用いて実物が無くても説明を容易に
3DCG技術を活用し、実物が無いものを簡単に説明することが可能です。3DCGと相性の良いものは、未来技術や目に見えないものを視覚化する際に活用します。
3GCGを活用することで、口頭で説明している内容を分かりやすく伝えることが出来、映像を通して短時間で理解してもらうことが可能になります。
インタビュー動画
社会学者の研究報告ではインタビュー動画を活用して、データから見えてきた情報について、掘り下げながら情報を発信することが可能です。
インタビュー動画では、情報に偏りが生まれないよう、いくつかの対象者にインタビューをおこない、誤解が生じないように情報を発信します。